佳人な先生
月冴さんからの

返事は来なかった。



返信が来るかもと



淡い期待をしていたことに

気づかされる。



また引き止めてくれるかも。


私を選んでくれるかも。



そんな期待をしていた


ことに気づかされる・・・。



私は月冴さんの


優しさに甘えていたんだ。


そして突き放して


また追ってきてくれると


どこかで期待していたんだ・・・。



私はこんなにも


月冴さんのことが


好きになっていたんだ・・・。



もう何がなんだか


わからないよ・・・。





私は誰が好きなの・・?



今、一番そばに

いて欲しいのは誰?





それは・・・







月冴さん。
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