佳人な先生
「キリちゃんは
 ウサギに座りなよ♪」


そう言いながら

アンリ君は

パンダに腰掛けた。


「僕、そこのマンションに
 住んでるんだ。」


そうニッコリ笑う

アンリ君。

少し見ないうちに

どんどんかっこよく

なっているアンリ君・・・。


「・・ごめんね。
 急に泣いちゃったりして。」


「いいよいいよ。
 それより何1人で
 溜め込んじゃってるの??」



私は今までことを

すべてアンリ君に話した。



瑞城先生の出会いから


月冴さんに送った


さよならメールまで・・・。




話し終わる頃には


あたりはだいぶ

暗くなっていた。
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