佳人な先生

クラブ

好きになった

私のひいき目だろうか。


私はどうしても

瑞城先生のことを

嫌いにはなれなかった。


その後の

瑞城先生の授業は

あいかわらず

怖いオーラはあるものの

とてもわかりやすく

他の生徒も

マジメに授業を受けていた。



授業以外のまったく

接点のない私と先生。



もっと瑞城先生の事を

知りたいと思った私は

情報処理部に

入ることを決めた。

もちろんもっと

情報処理関係を

勉強したいって

思ったからもある。


情報処理部は

毎週月曜と木曜日。

場所は実習棟1階。



私はそう決めた

次の月曜日には

実習棟を訪れていた。



すると実習棟の前には

思った以上に

女子生徒がいた。


おそらく

瑞城先生のファンだろう。



私もその1人だった。
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