佳人な先生
「キリちゃん。」
私は呼びかけられて
泣き顔のまま
アンリ君を見た。
アンリ君の顔が
近づいてくる。
そして私に
キス―――。
私もアンリ君の
キスを受け入れた。
なぜかわからない。
けど涙が止まらない。
キスをされたまま
その場に押し倒される。
もう遅い―。
私は月冴さんを
傷つけたんだ・・・。
いまさら
もう・・・
会えるはずもない・・・。
少しずつ
荒くなる息の中で
思い出すのは
月冴さんのことばかり。
瑞城先生と同じ顔で
微笑みかけてくれたのも
あなたでした――
瑞城先生と同じ顔で
優しくしてくれたのも
あなたでした――
瑞城先生と同じ顔で
キスしてくれたのも
あなたでした―――
私は呼びかけられて
泣き顔のまま
アンリ君を見た。
アンリ君の顔が
近づいてくる。
そして私に
キス―――。
私もアンリ君の
キスを受け入れた。
なぜかわからない。
けど涙が止まらない。
キスをされたまま
その場に押し倒される。
もう遅い―。
私は月冴さんを
傷つけたんだ・・・。
いまさら
もう・・・
会えるはずもない・・・。
少しずつ
荒くなる息の中で
思い出すのは
月冴さんのことばかり。
瑞城先生と同じ顔で
微笑みかけてくれたのも
あなたでした――
瑞城先生と同じ顔で
優しくしてくれたのも
あなたでした――
瑞城先生と同じ顔で
キスしてくれたのも
あなたでした―――