佳人な先生
「・・・・・。」
「芹沢さんとの出会いは
キリちゃんが
瑞城先生のことを
好きになったから
出会えたんじゃない?
瑞城先生との
運命の出会いは
月冴さんと出会うため
だったのかもしれないよ?
ようは考え方次第で
どうにでも変化するってことだよ。
大切なのはキリちゃんの
気持ちだけだと思うよ。」
「私の・・気持ち。」
「今、考えていることは?」
「・・・とりあえず・・」
「うん。」
「私の上から・・//」
「あぁ// そうだね//」
また顔を少し赤くして
テレ笑いを浮かべながら
アンリ君は元の位置に
座りなおした。
私も起き上がり
髪や服をサッと整えた。