佳人な先生
「よし!」


気合を入れて

帰る用意をして

更衣室を出た。


「店長!」


「ん?どうしたの?」


「あれ!
 買い取っても
 いいですか??」


「あぁ。
 いいよ。給料から
 引いとくよ。」


そう言って

優しく微笑んでくれた店長。


「ありがとうございます!」


店長に頭を下げた。



「高い位置だから
 取ってあげるよ。」


そう言って

店長が脚立で

今まで飾ってあった

私が資格を取って

初めて作った作品を

取り外してくれた。


「はい。よろこんで
 くれるといいね♪」


「・・・はい。」


私はリースを袋に

入れて店を出た。



そして私は向かった。







瑞城先生のお墓に―――。


聖なる日を

瑞城先生と過ごすために・・・。
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