佳人な先生
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安里 匡 視点
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「どうして
手紙の2枚目を
抜いたんですか?
気持ちを自分のほうに
向けたいなら
抜くべき手紙では
なかったん
じゃないかと・・・。」
「そうですね・・・
けど、せっかくの
兄との思い出です。
キレイなまま
心に残して
もらいたいと
思いました・・・。
兄はいなくなる人
でした・・・。
兄と両想いだった。
それだけで
充分じゃないですか。
兄が亡くなって
悲しむ上に
失恋で悲しむ必要なんて
ないと思いました・・・。」
「本当に・・・
優しすぎる人ですね。」
「・・すいません。」
「責めていませんよ。
僕にそれぐらいの
優しさがあれば
星音を恋人として
受け止められた
んでしょうね・・・。
・・・もうすぐ
クリスマスですね・・・。」
「随分と話し込んで
しまいましたね。」
「来年は女性と
過ごしたいです(笑)」
「僕では不満ですか?(笑)」
「たしかに、
ヘタな女性よりは
断然美人ですからねぇ
芹沢さんは(笑)」
「ダメですよ。
僕は星音ちゃんしか
見えませんから。」
2人で笑いながら
迎えたクリスマス。
僕の心は
少し楽になった・・・。
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安里 匡 視点終了
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安里 匡 視点
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「どうして
手紙の2枚目を
抜いたんですか?
気持ちを自分のほうに
向けたいなら
抜くべき手紙では
なかったん
じゃないかと・・・。」
「そうですね・・・
けど、せっかくの
兄との思い出です。
キレイなまま
心に残して
もらいたいと
思いました・・・。
兄はいなくなる人
でした・・・。
兄と両想いだった。
それだけで
充分じゃないですか。
兄が亡くなって
悲しむ上に
失恋で悲しむ必要なんて
ないと思いました・・・。」
「本当に・・・
優しすぎる人ですね。」
「・・すいません。」
「責めていませんよ。
僕にそれぐらいの
優しさがあれば
星音を恋人として
受け止められた
んでしょうね・・・。
・・・もうすぐ
クリスマスですね・・・。」
「随分と話し込んで
しまいましたね。」
「来年は女性と
過ごしたいです(笑)」
「僕では不満ですか?(笑)」
「たしかに、
ヘタな女性よりは
断然美人ですからねぇ
芹沢さんは(笑)」
「ダメですよ。
僕は星音ちゃんしか
見えませんから。」
2人で笑いながら
迎えたクリスマス。
僕の心は
少し楽になった・・・。
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安里 匡 視点終了
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