佳人な先生

瑞城先生は

私をしっかり

抱きとめてくれた。



私は震えが止まらず

そのまま動けずにいた。



瑞城先生は

震えが止まるまで

ずっと抱きしめていてくれた。



湖西先生が戻ってきて

驚いていたけど

それでも私を離さずに


ずっと


ずっと


抱きしめていてくれた。



湖西先生と

私を抱きしめたまま

話しをする瑞城先生。



私もさすがに

恥ずかしくなって

離れようとしたけれど

離してくれなかった。


震えがおさまると

やっと解放してもらえた。


いつもの冷静な表情で


大丈夫か？


って聞かれた。



私は違う意味で

大丈夫ではなかった。


瑞城先生に

こんなことをされて

好きにならない人は

いないと思った・・・