佳人な先生
私は

何かが崩れ落ちるような

そんな感覚に襲われ

座り込んでしまった。



そして気が付けば

私は自分の部屋にいた。



どうやって

家まで帰ったのかも

覚えてはいなかった。



そして

私は泣いた。



けっして

うぬぼれていた

わけではない。



ただ私が大切にしていた

あの日の出会いが

運命の出会いなんかじゃ

なかったということが

とても悲しかった。



1%の望みも

ないということが

ただただ・・・

悲しかった。

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