佳人な先生
イヤだと思っている日は

すぐに来た。


その日は朝から

おかしな天気だった。


朝は晴れてたかと思えば

昼になって急に雨が降りだした。

部活前には雨はやんで

真っ黒い雲だけが

空を包んでいた。

いつ雨が降り出しても

おかしくないような状況。


まるで私の気持ちのようだって

思った。


そして部活が始まって

時間は過ぎていく。


とりあえず最初に

話してしまうと

後が気まずいから

帰り際に話すことにした。



少しして

雷が鳴り始めた。




雷は好き。


私の大好きな雨を


連れてきてくれるから。


たまに音でビックリする

ことはあるけれど。


雷の後には

必ず雨が降るから・・・。
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