佳人な先生
2年目の夏休み。


去年よりも部活の

日数が減った。


瑞城先生が

学校の仕事の方が

忙しいらしい。



けど部活の日は

ずっと付っきりで

教えてくれた。



瑞城先生は

少し疲れてるようで

見ているこっちが

辛くなった。



だから私は

両親の里帰りで

着いて行くからと

自分から部活の日を

さらに減らして

もらうようにお願いした。



瑞城先生はいつものように

冷たい感じで


『そうか。』


と、


言っただけだった。
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