君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。
……美味しくない。



というか味の基準がイマイチわからない。







「どう?」







明らかな作り笑いを向けるママに嫌気がさしたけど、林檎に罪はない。



【美味しいよ】、それだけを書いたメモをママに差し出して笑ってみせた。





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