君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。
みーくんは午前中は講義があるらしく、私はみーくんの帰りを待っていた。







――ピリリリ……



暇を持て余していると、突然着信音が鳴った。



ディスプレイには、"藪内先生"と表記されている。







「……もしもし」



『もしもし、藪内です。今電話しても大丈夫かな?』




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