君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。
「それ、素でやってんの?それとも天然?」



「……へ?」



「……可愛すぎるって言ってんの」







バタンと扉が閉まる音と共に、唇に温かいものか触れる。



みーくんからほんのりと香る香水が、私と同じだったことが嬉しくて。



甘い香りに、クラクラする。







「その可愛さで他の男誘惑すんなよ?」





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