君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。
気がついたら、みーくんの唇に、自分の唇を押し当てていた。



机の上に合ったペンをとり、文字を書いた。







【一緒に寝て】







馬鹿なことを言っているのは分かってる。



だけどね、みーくん。



今まで、何も変わらなかった。



普通に生活してたって、苦しいだけの毎日は、変わらなかったの。



だったら、間違っていることだとしても、何かを変えるしかないじゃない。



人は"平凡"じゃ嫌と望むけれど、私にとっては"普通"を願うの。





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