君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。
みーくんの隣に腰を下ろすと、甘い香りは一層強くなった。
「杏奈にあげる香水選んでんの」
時計を見上げると、まだ朝の6時30分。
……こんな朝早くから、私の為に?
みーくんはやっぱり優しいじゃん。
汚くなんか、ないじゃん……。
みーくんは誰より、輝いて見えるよ。
「杏奈にあげる香水選んでんの」
時計を見上げると、まだ朝の6時30分。
……こんな朝早くから、私の為に?
みーくんはやっぱり優しいじゃん。
汚くなんか、ないじゃん……。
みーくんは誰より、輝いて見えるよ。