君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。
この場にみーくんがいてくれることが、何よりも嬉しかった。







「つーか、お前結婚したんだって?」



「ん?あ、あぁ……一応な」



「俺より先に籍入れんなよ、馬鹿雅。フライングとかねぇよ」



「知るか」







作り笑顔なんかじゃなく、心から笑うみーくんと藪内先生を見て、私は目を細めた。





< 1,308 / 1,645 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop