君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。
君が俺にくれたもの*雅side
「また後でな!」
「……うん、また後でね」
今にも消えそうな笑みを浮かべた杏奈は、白い扉の向こうに消えていった。
スマホを確認すると、9時45分を表示している。
どうしてもう少し早く来れなかったんだ、と後悔しても、もう遅い。
「……うん、また後でね」
今にも消えそうな笑みを浮かべた杏奈は、白い扉の向こうに消えていった。
スマホを確認すると、9時45分を表示している。
どうしてもう少し早く来れなかったんだ、と後悔しても、もう遅い。