君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。
みーくんに少しでも可愛く見られたい、可愛いって思ってほしい……そんな想いを抱えながら選んだ。



別に付き合いたい訳じゃないし、気持ちを伝えたい訳でもない。



ただ、溢れる想いを、もう止められないだけ。







「杏奈ー!飯、オムライスでもいい?」







ドア越しに、みーくんの声が聞こえた。



着替えてから、返事をするために、慌てて部屋を出る。





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