君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。
そんな私を見たみーくんは、咄嗟に謝った。







「あ……、ごめん、杏奈」



【謝らないでよ。話せない私が悪いんじゃん】







笑いながらメモを見せたのに、みーくんの表情は未だ沈んだまま。



みーくんが気にすることないんだから、そんな顔しないでほしいのに、私は何も言えなかった。







【私、部屋で片付けしてるから】





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