君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。
「あ、うん」







みーくんはドアを開け、キッチンへと入っていった。



その姿は、カウンターから確認出来るけど。



遙香さんの近くには、高級ブランドのロゴが入ったバッグが、転がっていた。



みーくんの実家は医者だけど、遙香さんの家もお金持ちなのかな?







「杏奈ちゃんって、雅の彼女?」







遙香さんからの突然の言葉に、私は慌てて首を振った。



そして、机の上に置きっぱなしにされていたスマホで、文を打つ。





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