君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。
私、もう逃げないって誓うから。



だからどうか、君も受け止めて。



未来を、歩んでいくために。







「……わかった」










一度深呼吸をしたみーくんは、ゆっくりと話し始めた。



みーくんにも、全てをかけても叶えたい夢があったこと、それが、最悪の形で終わりを告げたこと。



そして、過去に犯した、一生許されないと思うほどの、過ちを。





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