君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。
本当は、怖くて……みーくんがいなきゃ、決意は揺らいでいたと思う。



確かにここにある温もりを感じながら、私は静かに涙を流したんだ。







「今日はすき焼きだぞー!」



【ほんと!?】







泣き止んだ私を見て微笑んだみーくんは、立ち上がりキッチンへと向かった。







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