君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。
泣かせてごめんね。







「左手出して」



「?」







言われるまま左手を出すと、みーくんは手首と甲にそっとキスを落とした。







「!?」



「何があっても、俺が守るから」







力強い、君の言葉。



もし恋人同士なら、もっと深い意味だったんだろうけど、きっと違うよね。




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