君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。
私から体を離し、靴を脱ぎ捨ててリビングへ歩いていくみーくんは、高校の制服を身に纏っていた。



初めて見る制服姿に思わず胸は高鳴り、心拍数は上がっていく。







かっこいい……。







ボタンは第二ボタンまで開け、ネクタイもちゃんと締めてなんかないけど、



それでもみーくんはみーくんで。



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