君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。
今日は比較的暖かくて、このまま帰るのは勿体ないと思った。



どうせ帰ってもすることないんだから……



その瞬間、私はマンションとは逆方向の道へ足を進めていた。







きっと、梅はもう咲いている筈。



みーくんと見たいと思うが故、



まだ咲いてなかったらと言う不安が募る。




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