君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。
なんとなく寂しそうな顔をしたみーくん。







……どうして?



私達は何もかも、違うはずなのに……何かが似ている気がする。



何かが、引っかかる。







優しい風が吹くと、私達2人を甘い香りが包む。







【美味しそうな匂いがする】



「それ、俺の香水かも」







そう言ってみーくんは私に手を近づけた。



匂ってみると、さっきと同じ甘い香りがする。




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