君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。
「えっ、嘘っ!?」



「ほんとだよー」







そう言ってクスクスと笑う万里ちゃんが、私は大好きだった。



カーテンの向こうにある洗面台に移動すると、私は腰を抜かしそうになってしまった。







「めっちゃ腫れてる!」



「でしょ?」





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