龍太郎一味のご無体な学園生活
しばらく待ってから固まったチョコは、市販のものと遜色ないくらいの味わいだった。

とはいえ今回は本番ではなく試作なので、お菓子大好きハイテンションメガマックスにお裾分けする事になりそうだが。

「この分だと、本番でも上手に出来そうかな」

満足そうにチョコを口に入れて微笑む喜屋武。

彼女は出来上がったチョコを、箱詰めにして遊里の部屋に持って行こうとして。

「キャンペーンさん、遊里キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!」

ノックもせずに部屋に乱入してきた遊里にビクゥッ!となる。

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