龍太郎一味のご無体な学園生活
学園に着くと、靴箱が凄い事になっていた。
何が凄いって卯月 暁の靴箱だ。
何これ、チョコの仕入れ業者?みたいになっている。
多分前日に準備しておいたのだろう、『靴箱に入らない場合はこちらに入れて下さい』と書かれた段ボール箱が幾つも置いてある。
既に箱は7箱目に突入していた。
登校時間にこれなら、放課後までには30箱はかたい。
どうやら天神地区外の学校の女子生徒もチョコを届けにきているようだ。
きっと暁は、本来他の天神学園男子生徒に与えられるべきチョコと愛情まで吸い取っているに違いない。
そう思うと邪悪の化身に思えて仕方がない龍太郎。
てか、こんだけあったら一個くらいくすねてもバレねぇんじゃね?
「……」
そぉっと、箱の中のチョコに手を伸ばそうとした龍太郎に。
何が凄いって卯月 暁の靴箱だ。
何これ、チョコの仕入れ業者?みたいになっている。
多分前日に準備しておいたのだろう、『靴箱に入らない場合はこちらに入れて下さい』と書かれた段ボール箱が幾つも置いてある。
既に箱は7箱目に突入していた。
登校時間にこれなら、放課後までには30箱はかたい。
どうやら天神地区外の学校の女子生徒もチョコを届けにきているようだ。
きっと暁は、本来他の天神学園男子生徒に与えられるべきチョコと愛情まで吸い取っているに違いない。
そう思うと邪悪の化身に思えて仕方がない龍太郎。
てか、こんだけあったら一個くらいくすねてもバレねぇんじゃね?
「……」
そぉっと、箱の中のチョコに手を伸ばそうとした龍太郎に。