龍太郎一味のご無体な学園生活
「そんなSっ気丸出しの質問してどうすんの、無意味に動揺させて楽しんでない?」
狼狽する遊里と小夜を宥めながら、ルートを窘めるアリーシェ。
その口調は、弟を叱る姉のようだ。
「別に」
冷めた口調で視線を逸らすルート。
「無意味な訳じゃないさ…その赤フレーム眼鏡の先輩はお菓子もゲームも度が過ぎると体によくないよっていう警告のつもりだったし、おかっぱ髪の先輩だって、いい加減ハッキリさせた方がいいよって背中を押してあげただけさ」
狼狽する遊里と小夜を宥めながら、ルートを窘めるアリーシェ。
その口調は、弟を叱る姉のようだ。
「別に」
冷めた口調で視線を逸らすルート。
「無意味な訳じゃないさ…その赤フレーム眼鏡の先輩はお菓子もゲームも度が過ぎると体によくないよっていう警告のつもりだったし、おかっぱ髪の先輩だって、いい加減ハッキリさせた方がいいよって背中を押してあげただけさ」