龍太郎一味のご無体な学園生活
うぐぐ、と答えに窮するリグニア。

確かに空腹なのに我慢してろというのも酷な気がするし、しかしこんな可愛い子豚が目の前で美味しく頂かれるのを黙って見ている事もできない。

「……」

ラロと誠一郎は、無言のまま傍観の構え。

ラロは興味ないねと言わんばかりだし、誠一郎は視線が見えない分、何考えているのか分からない。

結局この場をどうにかできるのは、リグニアと日音子しかいない。

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