龍太郎一味のご無体な学園生活
その時だった。

「ちょっと待ったぁっ!」

ガッチョンガッチョン甲冑の喧しい音を立てて、乱入してきたのはピピル。

「弱い者が今にも餌食にされようとしているのに、騎士として見過ごす訳にはいかないっ!」

弱い者はお前だろう、レベル3。

そんなツッコミもどこ吹く風、ピピルは旅人の剣を抜剣する。

「どうしてもと言うのなら、このあたしを倒してからにしろっ!この子豚はあたしが命を賭しても守る!」

何だか青の昼飯ひとつで、大袈裟な話になってきた。

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