龍太郎一味のご無体な学園生活
「おぉぉおぉぉおぉおっ!」

「やぁあぁぁあぁぁあぁっ!」

龍太郎は浸透勁、拓斗は中高一本拳。

互いに得意の一撃を、渾身の力を込めて打ち放つ!

最早稽古の域ではない、試合、いや仕合の様相を呈してきた。

受ければ共に只では済まない技。

これを。

「ぐぅうぅうぅっ…!」

割って入った龍娘が、何とか辛うじて受け止めて制止する。

「やれやれ…そろそろお前らを制止するのも命懸けになってきたな…」

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