龍太郎一味のご無体な学園生活
最初からフルパワーだった。

高速歩法、活歩で一気に間合いを詰める!

「ほぅ」

アルベルトが目を見張る。

達人の域の戦闘において、高速歩法は必須のテクニックだ。

龍太郎は既に、それを完全にマスターしている。

そうして驚いているのも束の間。

「!?」

瞬時にしてアルベルトの背後をとり。

「うらぁあぁあぁあっ!」

何と浸透勁!

実力を測るだけだというのに、龍太郎は決め技をアルベルトの腰辺りに叩き込む!

「悪ィな愛、学園長はしばらく足腰立たねぇぜ」

不敵な笑みを浮かべる龍太郎だったが。

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