龍太郎一味のご無体な学園生活
「いえいえっ、誤解ですよ龍太郎君」
慌てて弁解する帳。
「腕を磨き、切磋琢磨し合い、強さを競い合う…とても素晴らしい事だと思います。殺し合いではなく、心身の鍛錬の為に武を極める…まさしく武道と呼ぶに相応しい…ですが」
帳はもう一度龍太郎の顔を見る。
「私がやっているのは武道ではない…ましてや殺し合いの為の技術でもない…弱き人々を護る為の技…」
「…護身術か?」
「ちょっと違いますねぇ」
龍太郎の言葉にニコニコ笑う帳。
「護身術は『己の』身を護る技術です、私のは『弱き人々の』身を護る技術ですから」
慌てて弁解する帳。
「腕を磨き、切磋琢磨し合い、強さを競い合う…とても素晴らしい事だと思います。殺し合いではなく、心身の鍛錬の為に武を極める…まさしく武道と呼ぶに相応しい…ですが」
帳はもう一度龍太郎の顔を見る。
「私がやっているのは武道ではない…ましてや殺し合いの為の技術でもない…弱き人々を護る為の技…」
「…護身術か?」
「ちょっと違いますねぇ」
龍太郎の言葉にニコニコ笑う帳。
「護身術は『己の』身を護る技術です、私のは『弱き人々の』身を護る技術ですから」