龍太郎一味のご無体な学園生活
「ちょっとしたミステリーだよね、失踪期間中の動向が杳として知れないなんて…幾ら色んな種族が存在する天神学園でも、このタイプの事件はなかったよね」
頬杖をついて言う七星。
「呑気な事言ってちゃ駄目だよ七星ちゃん!」
かなこがバン!と机を叩く。
「怪我とかはしていなかったみたいだけど、これは生徒に対して危害を加えた者がいるっていう事だよっ?こんな事件、生徒会として野放しには出来ないよっ!」
前生徒会長の白神 月からその座を譲り受けて約2ヶ月。
かなこにも天神学園生徒会長としての自覚というものが備わり始めてきたようだ。
頬杖をついて言う七星。
「呑気な事言ってちゃ駄目だよ七星ちゃん!」
かなこがバン!と机を叩く。
「怪我とかはしていなかったみたいだけど、これは生徒に対して危害を加えた者がいるっていう事だよっ?こんな事件、生徒会として野放しには出来ないよっ!」
前生徒会長の白神 月からその座を譲り受けて約2ヶ月。
かなこにも天神学園生徒会長としての自覚というものが備わり始めてきたようだ。