龍太郎一味のご無体な学園生活
悉く予定を変更されてしまう二人。

お陰で午後からの予定は空白。

宙ぶらりんになってしまう。

と。

『お知らせしまぁす』

放送部のメイの声が、スピーカーを通して校内に響く。

『龍娘先生、しまじろう先生、至急教頭室までぇ』

それはお初さんからの呼び出しだった。

「「……」」

顔を見合わせる二人。

「しまじろう…購買のアンパンを摘まみ食いしたのがバレたのではないか?」

「そういう龍娘こそ、八つ当たりに龍太郎に無影脚かましたのがバレたんじゃねぇのか?」

そんな事やってたのかお前ら。

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