龍太郎一味のご無体な学園生活
内なる声が聞こえた。

『流石に時間は止められぬがな…真似事なら我にも出来る』

で…出来るのか?

レッドみてぇなすげぇ真似が、お前にも?

『要は動きを封じればよいのだろう?』

「……」

龍太郎は構える。

大きく深呼吸し、精神を集中させ。

<…気をつけな、臥龍の宿主の気配が変わった>

クロラが龍太郎の変化に気付く。

「ああ…」

剣を握り締めるレッド。

「気は抜かねぇ…次の時間魔法で仕留める!」

彼が魔法を行使しようとした瞬間だった。

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