龍太郎一味のご無体な学園生活
今日は段取りよく仕事がこなせた。

無表情無口ながら、これでも小岩井は機嫌がいい。

雪菜はもう帰ってきているだろうか。

最近は早くに帰って、甲斐甲斐しく夕飯の準備をしてくれている。

美味しい料理を作ってくれているのだ、あんまり待たせるのは失礼というものだろう。

宿直室の扉を開けて。

「只今…帰りました…」

部屋の中に入ろうとした小岩井は。

「はわっ!」

白い着物の帯を解いて、半裸になっている雪菜と鉢合わせる!

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