龍太郎一味のご無体な学園生活
「ちょちょ…!」

狼狽する喜屋武。

「ま、まだ帰ると決まった訳じゃ…」

「何部屋くらいあるのいっぱい部屋あるの一人一部屋じゃないと私やだかんね朝食は部屋まで運んでくれなきゃ私暴れるから橘ブラザーズのお家は指鳴らすだけで紅茶やお菓子が出るんだよキャンペーンさんもお嬢様ならそのくらい出来ないと認められないよね」

お呼ばれするくせに図々しい事この上ない小猿。

「当然肉料理のオンパレードなんだろ?上品にチョロッと盛り付けるよかイスカンダル盛りで腹一杯食わせてくれた方が俺は有り難ぇな」

小猿と大して変わらない龍太郎。

「くそっ、私は新婚だからしまじろうと過ごすと約束してしまっている…口惜しい、私も喜屋武の家で食い散らかしたかったのだがな」

チッ、とか舌打ちする龍娘。

これでもいい大人です。

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