龍太郎一味のご無体な学園生活
「ところでペインちゃん!」

ドールが甲高い声を上げる。

「貴女の言ってた『拓ちゃん君』ってどの子?いつも電話してくる度に惚気話ばっかりしてたじゃな「わぁあぁぁあぁあぁあぁあっ!」

母親の爆弾発言を大声で制止する喜屋武。

「え…」

頬を赤らめるのは拓斗。

気付いたドールが。

「まぁあぁあぁっ!貴方が拓ちゃん君ね!」

そう言って。

「あ゛ぁ?」

鷹雅の手を握る。

お母様大間違い。

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