龍太郎一味のご無体な学園生活
「そりゃあそうと学園長!」

龍太郎が立ち上がって声を上げる。

「随分と俺の修行ほっぽってくれたじゃねぇか!アンタ俺に稽古つける気あんのかっ!」

「いやぁ…その点に関しては悪いと思っているよ」

何だかこちらの世界に帰ってきてから怒られっ放しだ。

立つ瀬のないアルベルト。

「愛から一応連絡は貰ってるよ。帳さんに御衣黄先生にレッド…僕の与えた課題は全てクリアしたんだろう?」

「おぅよ、お陰様で退屈はしなかったけどな」

不敵に笑う龍太郎。

「そうかぁ…それじゃあ」

アルベルトは向き直る。

「少し成長具合を見てあげようか」

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