龍太郎一味のご無体な学園生活
「じゃあ今度の休みにでも、予約が取れれば行く事にしよう。龍娘先生と小岩井さんは、早い内に参加人数を確定させてくれないか」

「そういう事ならば任せておけ」

老酒をタンッ!とテーブルに置きながら龍娘が胸を張る。

「おい、喜屋武、起きないか。お前も温泉に行くのだぞ?聞いているのか?」

爪先でツンツンと引っ繰り返っている喜屋武を突っつく龍娘。

「う゛ぅぅぅぅ…もう許して…許して下さいっ…ひぃっ…」

夢の中でまで龍娘に怯える喜屋武。

不憫な役回りだ。

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