龍太郎一味のご無体な学園生活
生徒会室。
「いいですか、ユーリー先輩」
生徒会長のかなこが言う。
「タイマントーナメントで、魔物として恐れられているメル先輩が動きを見せれば、きっと誠一郎君も反応する筈です。彼が入学してから数ヶ月…次々と不良やヤンキーと言われる生徒達が錯乱状態になって発見されている…きっと誠一郎君の仕業である事は間違いないんだけど、尻尾を摑ませない…」
「そこでタイマントーナメント開催中に誠一郎が動けば、ユーリー先輩が現行犯で捕らえるって訳か」
涛波がかなこの台詞を引き継ぐ。
ユーリーが生徒会代表としてタイマントーナメントに出場したのはこれが理由。
独自の『正義』で学園の悪を粛清して回る誠一郎の尻尾を摑む為なのだ。
「やれやれ…」
ユーリーは溜息をつく。
「僕は裏方が性に合うんだけどね…」
「いいですか、ユーリー先輩」
生徒会長のかなこが言う。
「タイマントーナメントで、魔物として恐れられているメル先輩が動きを見せれば、きっと誠一郎君も反応する筈です。彼が入学してから数ヶ月…次々と不良やヤンキーと言われる生徒達が錯乱状態になって発見されている…きっと誠一郎君の仕業である事は間違いないんだけど、尻尾を摑ませない…」
「そこでタイマントーナメント開催中に誠一郎が動けば、ユーリー先輩が現行犯で捕らえるって訳か」
涛波がかなこの台詞を引き継ぐ。
ユーリーが生徒会代表としてタイマントーナメントに出場したのはこれが理由。
独自の『正義』で学園の悪を粛清して回る誠一郎の尻尾を摑む為なのだ。
「やれやれ…」
ユーリーは溜息をつく。
「僕は裏方が性に合うんだけどね…」