龍太郎一味のご無体な学園生活
「あーあ…こんなになるほど蓄積してたかぁ…」
ローブの袖や裾を捲って確認する銀。
タトゥーは右腕や右足首…右半身全体に浮かび上がっているようだった。
「それは…一体…」
流石のラルフも動揺する。
「禁書…ってわかる?」
銀が呟く。
「俺が右目元の星型のホクロにして身の内に封印している…まぁ厨二病チックに言えば禁断の魔術書なんだけどさぁ…コイツは何もしなくても、悪しき魔力っつーのかなぁ…そういうのが沈殿蓄積されて、放っておくと肉体を蝕み始めるのさぁ…やがては俺自身の肉体が禁書に同化吸収されちまう…」
その為に彼は、時折他者の被害の及ばない所で僅かだけ禁書の悪しき魔力を解放、沈殿蓄積した分だけ破壊活動を行って『ガス抜き』していたのだ。
本来は一部の者にしか語っていない事。
天神学園の同僚教師や生徒達にさえ口外していない禁忌であり、銀自身のコンプレックスでもあった。
ローブの袖や裾を捲って確認する銀。
タトゥーは右腕や右足首…右半身全体に浮かび上がっているようだった。
「それは…一体…」
流石のラルフも動揺する。
「禁書…ってわかる?」
銀が呟く。
「俺が右目元の星型のホクロにして身の内に封印している…まぁ厨二病チックに言えば禁断の魔術書なんだけどさぁ…コイツは何もしなくても、悪しき魔力っつーのかなぁ…そういうのが沈殿蓄積されて、放っておくと肉体を蝕み始めるのさぁ…やがては俺自身の肉体が禁書に同化吸収されちまう…」
その為に彼は、時折他者の被害の及ばない所で僅かだけ禁書の悪しき魔力を解放、沈殿蓄積した分だけ破壊活動を行って『ガス抜き』していたのだ。
本来は一部の者にしか語っていない事。
天神学園の同僚教師や生徒達にさえ口外していない禁忌であり、銀自身のコンプレックスでもあった。