龍太郎一味のご無体な学園生活
とはいえ、禁書に蓄積された魔力を解放しなければならないのは事実。

そしてその解放すべき力は、生半可な実力の持ち主では受け切れない。

「もういいさあ、俺の事変わらず受け入れてくれただけで嬉しかったから…」

苦笑いと共にリングを下りようとする銀を。

「あいてっ!」

ラルフがMP5で撃つ!

「何だ、その『勝ちは譲ってやる』みたいな態度は…心外だな」

銃を構えるラルフ。

「魔力とやらを解放しなければならんのだろう?付き合ってやる…だが勢いあまって…」

彼はニヤリと笑った。

「負かしてしまったら許せ」

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