龍太郎一味のご無体な学園生活
(…ってそんな場合じゃねぇわな)

気持ちを切り替え、思考を巡らせる。

このまま打たれっ放しではマズイ。

かといって、活歩まで習得しているとは思わなかった。

スピードで撒けるとは思わない方がいい。

寧ろスピード負けしている。

拓斗のフリッカージャブは長時間耐えられるレベルのダメージではない。

危うくいきなり跪いてしまいそうになる程の痛さなのだ。

ならば。

「っらぁあぁあっ!」

龍太郎は自ら前に出る!

回避はもう捨てた。

何発か貰うのを覚悟で、間合いを詰めていく!

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