龍太郎一味のご無体な学園生活
拓斗が立ち上がった事で、会場は大歓声に包まれる。

「すげぇよ、あのちっせぇの!」

「流石完璧超人の弟子だな!あんなんモロに食らって立つのかよ!」

「やっべ…アイツにゃカツアゲできねぇな…覚えとこ…」

様々な声。

それを聞く度に、ダメージが和らぐような気がする…。

「いいもんだろ?声援貰うの」

笑う龍太郎。

「うん…病み付きになりそうだよ」

痛みに少し顔を顰めつつ拓斗も笑う。

成程。

龍太郎が戦い続ける訳だ。

こんなの知ったら、もうやめられない。

「続きをやろう、龍太郎君!」

拓斗自ら、間合いを詰める!

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