龍太郎一味のご無体な学園生活
流石に硬いコンクリートの床では、体は休まらない。

せめて保健室のベッドでも…と考えたが、そんな場所に向かっているのを目撃されたら、龍太郎のダメージが残っているのがバレてしまう。

何とか人知れず回復させたかった。

だからこんな場所で身を横たえているのだが…。

「くっそ…」

背中が痛いのも我慢して、ゴロリと寝返りを打つ龍太郎。

その頭に。

「?」

フワリと柔らかな感触…。

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